第40回日本アカデミー賞 森山未來さん
わたしはもう二度と 映画怒り を観たいとは思わないけれど、初めて観た時のショックはこれから忘れることはないと思います。
人を信じることと、信じないこと。どちらを選ぶかで人生が大きく変わるかもしれない。強く後悔するかもしれない。結果なんてどちらに転ぶのかわかりやしないのに、その責任が大きすぎる。
社会的弱者という立場についても深く考えられました。平凡に生きるわたしには彼らの苦しさは到底理解できないけれど、彼らの生き方と感情を考えさせられ、その独特の痛みを少しでも感じられたと思うから、この映画を観た意味があったと思います。
メッセージ性の強いこの映画。最優秀作品賞とってほしかったな。多くの日本人に観てもらいたいです。そして、社会的弱者の存在を知り、人間との関わりについて考えてほしいです。