映画『永い言い訳』を観たよーっていう話

妻が事故で死ぬその瞬間、不倫をしていた夫は、その後なにを思うのか—

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【あらすじ】結末のネタバレはないよ

(思い出して書いてみたのでなんか違う!ってなったらごめんなさい)

妻への愛を失った小説家と、妻を愛し続けるトラック運転手は、それぞれの妻を失ったことで出会う。妻のことを引き摺り、残された2人の子供を考えられない男の家の世話をすることになった主人公は、男とは反対に妻の死を悲しめずにいた。
「この頃の小説に魂が感じられない」と言われるほど冷酷になった主人公が、トラック運転手と家族と過ごすことで得たもの。それは。

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【感想】

人間の汚い心とか、醜い姿とかが描かれていてなんだか恥ずかしかった。不器用に生きるふたりの男は、どちらかが欠けているものをもう1人がたくさんもっていて両極端なところがおもしろい。
片方がうまくいけばもう片方はうまくいかないような、シーソーみたいな物語だった。

ドキュメンタリーを観ているかのようなこの映画。
もう一度観れば、なにか見方が変わりそう。

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【きっかけ】と【諸々】

三宅健さんが Remember your love / V6 をプロデュースする際、参考にした映画だと聴いたのでどんな映画が気になりました。

勝手なイメージで2,30年前の作品かと思っていたら公開は2016年。
作品名だけ聞いたことあるなーって調べたら日本アカデミー賞に竹原ピストルさんが助演男優賞としてノミネートされていました。森山未來さんと同じ年の受賞ですね、バッチリ観ていました。

ベッドシーンとか大嫌いなので流れるたびワーワー言っていたのですが、意味があるシーンなのでこればっかりはカットできないですよねー。これでPG12か…なるほど…たしかにR15になると話は変わってくるね、そういう内容ではないんだなー

ところで。

映画を観てすぐ、Remember your love を聴きました。しかーし。主人公の妻への感情があまり掴めなかったから難しい…まっすぐな愛ではないけれど、信じていたのかなーでも裏切られたっていう感じかなー

不倫していたのに、愛されていないことがわかると怒っちゃうなんてずるいよね。人間だもの、そうなっちゃうもんなんだなーなるほど。

わたしの感じ方ですけれど、主人公というより、トラック運転手の方の物語に見えてしまって。違うと思います！違うんでしょうけれど！

Remember your love の主人公はよそ見しながらも妻を愛していたのかなって思っていたから。でもとっても鈍感で、女性の気持ちを汲めないところは映画の主人公とおんなじなんだけれどね。

とはいえ、曲聴きながら、小説家とその妻の映像が浮かんでいました。あ、これはこのシーンっぽいなーっていう。今までと違う聴こえ方でした。おもしろいなあ、映像があるのとないので違う曲みたい。

んーもう一度観たい。さっきも書いたけれど二回目と一回目では見え方が違うような気がする！気がつけなかったことに色々気がつけそうな気がする！観ている間ずっと、もっくんすごい！ってしか言ってなかったから！笑

こんなに役に合う人いないね。おくりびともすごかった。フィーリングだから言葉に表せないけれど、小6のわたしは自然に受け入れて観ていたよー。こんなに相性がいい役に出会えるもっくんはもってるひとだねー。

時間があればまた観ようかな…二度同じ映画観るのすっごく苦手なのである種のチャレンジです！観られたら観てみます！

では

#永い言い訳 #感想